【世界のおいしいレシピ 再び】フルールヴィルのいちねん
フルールヴィルの町に 春がきた!
ライラック通りの人たち
近くに住んでいる人たちも
庭仕事に大忙し。
とれた野菜や 果物で
どんな料理を つくるのでしょう。
さまざまな国の いろんな料理、
あなたもいっしょに めしあがれ!
(紹介文より)
本書はあの「ライラックどおりのおひるごはん」の続巻で、今度は1月ごとの野菜や果物を使ったレシピが物語とともに紹介されています。
前作はライラック通り10番地に住む人たちしか出てきませんでしたが、今作はライラック通りのあるフルーフヴィルという町全体がお話の舞台。町のいろんなところに畑や果物のなる木があり、住人たちはそれぞれ季節ごとに自然の恩恵を受けておいしい料理を作ります。今作も前作同様、出来上がった料理の絵はありません。あるのは料理を作っている住人と材料の絵、そして作り方の説明だけ。料理の名前や材料、どこの国の料理なのか、そして住人たちの暮らしから、いったいどんな料理ができるのか想像が膨らみます。もちろん、実際に作ってみるのも楽しいですね。通りによって家族によって、みんな暮らしぶりが描き分けられており、世界のレシピを楽しむだけでなくフルーフヴィルという町をぐるっと散歩でもしたような気分にもさせてくれますよ。
また、1月ごとに1つの野菜や果物を収穫・料理していくだけでなく、巻末には野菜の育て方もかわいい絵で紹介されています。楽しく読めて食育にもなる、素敵な1冊です。
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・作:フェリシタ・サラ
・訳:石津ちひろ
・発行所:BL出版
・サイズ:230x300㎜ (40ページ)
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¥1,760